劇団きららについて

劇団きらら プロフィール

85年に代表池田美樹を中心に結成。以降、熊本市を中心に活動。
一貫して代表池田美樹のオリジナル作品を上演。作品の多くは作・演出を担当する池田が現代社会に着想を得たもので、独自の視点で現代劇を数多く生み出している。稽古でエチュード(即興劇)を重ね、役者の口から出る生の言葉を作品に取り入れる手法が特徴。舞台ではコートハンガーや脚立などの無機物と役者のマイムとで劇場内にあらゆる空間を自在に作り出す。

また、演劇をツールとして活用した“自己表現ワークショップ”も展開中。ゲーム形式で楽しみながらコミュニケーション能力を培い、自己表現力を高める内容が企業や学校、生涯学習の分野で好評を得ている。
イベントやCM出演等の活動も多数。現在、団員5名。


劇団きららの「星の王子さま」
2008年(初演)
「ぼくの、おばさん」
2014年

「ガムガムファイター」
2015年
撮影:藤本 彦

きららのあゆみ

1995年福岡「イムズ芝居95」 にて『OTO』が最優秀賞を受賞。定期公演の場を福岡にも広げる。
2002年『眠らない瞬膜』にて初の東京公演を行なう。
2003年東京・新宿タイニイアリス主催「アリスフェスティバル03」にて『キリンの眼』が最優秀賞である「アリス賞」を受賞。
2004年中国・上海戯劇学院「小劇場国際演劇祭」に招聘される。『ほね屋』上演。
2005年第1回熊本リージョナルシアター上演劇団に選出される。『ゲシュタルト』上演。
2010年福岡市の小劇場のメッカ・ぽんプラザホール10周年記念「福岡・九州地域演劇祭」にて、飛ぶ劇場(福岡)・こふく劇場(宮崎)とともに九州を代表とする劇団として選出・招聘される。『劇団きららの「星の王子さま」』(再演)上演。
2014年『踊り場の女』(2013年上演)が第14回AAF戯曲賞最終候補作にノミネートされる。
2015年東京・劇団だるめしあん主催によるイントロデューシング公演に招聘される。東京・王子小劇場にて『ぼくの、おばさん』上演。
2015年『ぼくの、おばさん』が平成27年度希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」優秀賞を受賞。 2015年佐藤佐吉賞(王子小劇場)の戯曲部門にて最優秀賞、作品・主演女優賞の各部門にて優秀賞を受賞。
2016年『ガムガムファイター』が2016年佐藤佐吉賞(花まる学習会王子小劇場)の作品賞・脚本賞・主演男優賞・助演男優賞の各部門にて優秀賞を受賞。